2024年8月28日 (水)

月日が巡るのは早いもので。

一年に一度更新しているこのブログ。現在のように「X」『Facebook」「Instagram」のようなSNSがまだなかった頃、ブログというものが流行していた頃に始めました。今はXが一番更新率は高いです。よろしければご覧ください。

過去の活動に関しての詳細はここに記録されています。自分でも思い返すと、心が熱くなる、そんな記事ばかり。今はこの更新は一年に一度ですが、続けていくつもりです!

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2023年8月28日 (月)

さらに1年。

マスク着用義務がようやく解除され、少しずつ、本当に少しずつ、日常が戻りつつありますね。
私自身は昨年夏から体調不良が続きました。3度の入院、2度の手術。。。多くの方にご迷惑とご心配をおかけしております。ゆっくりとですが回復してきておりますので、また皆様へ音楽を沢山お届けできますよう、全力で努力しております。
異常な暑さに、異常気象。人類にとっても、地球にとっても、異常事態が日々増えている気がしますが、どうか皆さまご自愛ください。

健康第一。本当に。

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2022年8月29日 (月)

また一年。

コロナ収束せず。第7波に悩まされる毎日。

あまりに長い制約に慣れてしまいつつあるという危機感。

この一年は、制限の多い中でも少しずつ演奏会も戻ってきて、生の音楽が届けられるようになってきました。

でもまだまだ、終わりが見えない。

多くの人に言いたい。今、本当に、命を大切に。

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2021年8月28日 (土)

さらに1年。

また一年が経ちました。前回一年前に書いた記事も、今後の不安に満ちていますが、ここまで長引くとは。重い言葉を綴ってはいましたが、来年にはマスクも外して、日常が戻っているだろうと希望は抱いていました。ところが・・・去年よりひどい事態に、言葉が出てきません。

音楽界も、様々な中止と延期はありつつ、細々と、小規模のコンサートは継続されています。9月の演奏会はまだ3つ生きていて、それに向けて(開催されることを信じて)準備を進めています(Twitterをご覧ください!)。

また、9月から、洗足学園音楽大学で器楽曲伴奏法の実技団体授業を担当させて頂くことになりました。このような状況の中で、大変有り難く、光栄に思っています。いつか大学で室内楽のレッスンをしたいと思っていましたので、本当に嬉しい機会です。若い学生達と楽しく学べるよう、こちらも頑張って準備をしたいと思っています。

やりたい事が思い切ってできない日々が続いています。でもきっと出口はあるはずです。それを信じて、今はまだ耐えなければなりません。

感染しない、させない。命あってのものだね。健康第一。

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2020年8月31日 (月)

1年。

前回の記事を書いてからなんと1年以上が経ってしまっていました。ブログが今後更新できなくなるとのお知らせが!

皆様お変わりございませんか。

世の中コロナウィルスで大変な事態となっています。医療関係の方々に、心からの感謝を。そして、闘病されている方々に心からお見舞いを申し上げます。

私自身も数年前大病を患いました。あの時の苦しさ歯痒さを思い出します。病は気からと言いますが、当てはまらない事もあるのです。健康第一です!!

音楽界は大打撃、コンサートもコンクールも延期と中止。いつ元に戻るやら、全くわかりません。恐らく、オンラインなど、新しいスタイルが浸透していくのでしょうか。

でも音楽は、やっぱり「生(なま)」です!音は空気の振動、会場での演者と聴衆の振動が一つになる感動は他には変えられないものです。

きっとそれをまたお伝えできると信じています!!

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2019年2月 1日 (金)

Twitter!

更新が滞ってしまい大変申し訳ありません
現在、近況は主にTwitterで更新しております。よろしければご覧ください
ここへはまた今後も書きます!
どうぞよろしくお願いいたします

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2017年10月25日 (水)

夏から秋へ。

気づけば、4ヶ月ぶりの更新ですその間にも、沢山の出会いと挑戦がありました。少しずつ振り返ります。長文となりますが、お読み頂けましたら幸いです。

7月23日から8月8日まで韓国へ。毎年恒例、旧The Great Mountain Music Festival、現The PyeongChang Music Festival & Schoolに参加しました。来年に冬季オリンピックが開かれる話題のピョンチャンです。「本当に間に合うのかな?」と思ってしまうような工事場だらけでしたが、無事に開催されますよう、祈っています

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昨年に続き、コントラバス奏者文屋充徳さんと共演。グリエール作曲、間奏曲とタランテラ作品9を演奏させて頂きました
この音楽祭に参加すると必ず考えることがあります。それは、自己主張と自分を信じるエネルギーについて。韓国人の演奏家達は、計り知れないエネルギーがあり、それを音楽の上でもこれでもかと発散します。それが良いか悪いかは全く別の問題ですが…。恐らく日本人には足りない点ではないかと思うのです。
日本人は、控えめな美しさ、静と動の自然な流れ、繊細と緻密、協調を美とする、それが文化。それを自信とエネルギーに変えて、究極まで表現できるような演奏家が必要なのかもしれません。

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美味しいものも沢山いただきましたので、写真だけご紹介

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さて、帰国して8月16日。川口総合文化センターリリア音楽ホールにて、指揮・堀俊輔さん、オーケストラは東京交響楽団の皆様と、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番を演奏いたしました。満席のお客様!本当にありがとうございましたマエストロはじめオーケストラの皆々様、関係者の皆様にも心より感謝申し上げます。

モーツァルトを弾いている時に思い知らされるのは、あぁ、私はなんて凡人なんだろう…と言うこと。モーツァルトの頭の中に泉のように湧きあがってきた音符達は、あまりにも整然と、あまりにも美しく自然に並んでいるのに、それを覚えるのにも感じるのにも、多くの時間が必要なのです。

モーツァルトの名言があります。
「音楽は、どんなに恐ろしい場面でも、けっして耳を汚さず、やはり楽しませてくれるもの、つまり、いつでも音楽でありつづけなければなりません。」

モーツァルトは純真な子供の方が上手く弾けると言われますが、私は少し違うと思っています。モーツァルトの本当の美しさは、大人になってから理解できるもののような気がするのです。

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さて9月1日と8日に、今年最大の挑戦がありました。バルトーク作曲「2台ピアノと打楽器のためのソナタ」の実現
芸大入学当時から親友の佐野隆哉さん、フライブルク音大で同時期に学んだ西岡まり子さん、その友人の大場章裕さん。このメンバーだから、終始笑い合い、刺激し合い、時に正直に意見を言い合いながら、真っ直ぐに音楽と向き合う事ができました。感謝!
昨年の韓国の音楽祭で聴き、弾きたいと願った曲ですが、弾いてみるとまたさらに、なんというエキサイティングな名曲か!!ドラムスと一緒にジャズを弾く感覚もこれに近いのかもしれませんね。
打楽器と二台のグランドピアノという大規模な作品なので、演奏される機会は本当に少ないですが、また必ず弾きたいし、多くの人に聴いて知って頂きたい。そう願って止みません。
また、モーツァルトの二台ピアノのためのソナタ、ブラームスのハイドンの主題による変奏曲を佐野さんと弾けたことも本当に勉強になりました。佐野さんは親友ですが、音楽的感性や感覚は少し違います。だからこそ、学ぶ事や刺激がたくさんあり、とても幸せな時間でした
足をお運びくださいました沢山のお客様、ご支援くださいました皆々様、関係者各位に心より御礼申し上げます

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バルトーク京都公演の帰りに松本へ。9月10日に、小澤征爾指揮、内田光子ピアノ、サイトウキネンオーケストラを聴きに。
素晴らしかったです。内田さんのピアノは、もはや感性という言葉では足りず、「霊感」のような気がしました。彼女にしか奏でる事のできない全身全霊の音、それに包まれて聴いている全員が涙を流すような…ベートーヴェンのピアノ協奏曲3番。新しい発見でした。

9月18日は洗足音楽大学前田ホールにて、教職を取る生徒達のための音楽史の授業での生演奏。久しぶりに、リストの「ラ・カンパネラ」を演奏しました。名曲ですが、難曲ですね。かなりの数の音源を聴いてみましたが、テンポも歌い方も、あまりにも自由。リストはどんな風にこの曲を弾いたのだろうと、想いを巡らせながら、弾かせて頂きました
機会をくださいました、橘晋太郎先生、ご一緒させて頂きました白澤暁子先生、聴いてくれた沢山の学生達、ありがとうございました!

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9月19日、すみだトリフォニー小ホールにて、新日本フィルハーモニー交響楽団の室内楽シリーズ第14回コンサートでブラームス三昧!「拝啓ブラームス様…アルト達より」とのタイトルは、ヴィオラ首席の井上典子さんのプロデュース。ヴァイオリンは第2ヴァイオリン首席のビルマン聡平さん、チェロの川上徹さん、ゲストとしてアルトの山下牧子さんとの共演でした。
沢山のお客様、大変お世話になりました、新日のスタッフの皆様に心から感謝申し上げます。

ブラームス、好きです
プログラムに掲載された、井上さんのメッセージと、私のコメントを書いておきたいと思います。

「中音域を好んだブラームスの室内楽曲は、ヴィオラ弾きにとっては宝物のようなレパートリーです。〜中略〜フランス語ではヴィオラはアルト、歌のアルトと同じ単語です。〜例えば、今の私が音楽を使ってブラームスに手紙を書くとしたら、こんな演奏会になるのかもしれません。」@井上
「拝啓 親愛なるブラームス様
あなたが創った曲を弾き終えると、私のこれまでの人生体験の一部が、素晴らしい想い出に変わっていくような、不思議な気持ちになります。苦難や悲しみの記憶さえ、「大丈夫だよ」と言ってくれるよう。
あなたの優しさと温かさに、私は心から惹かれています。今日のこの気持ちが、皆々様にも届きますように。」@草

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9月26日大阪は泉ホールにて、細川泉さんのヴィオラリサイタル。初めてのホールでしたが、趣きと雰囲気のある、とっても素敵な場所でした調律師さんが、私の数少ない関西の知り合いのおひとりで、安心して臨む事ができました
ミヨー:四つの顔、ビーバー:パッサカリア、ニーノロータ:ソナタ、武満徹:ア・ストリング・アラウンド・オータム、バックス:ソナタと言う、珍品逸品ばかりのコンサート。泉さんの「本気」が感じられる素晴らしい会だったと思います。ご来場くださいましたお客様、お世話になりました日演連の皆様、関係者の皆様に御礼申し上げます。

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10月10日は、朝日カルチャーセンター新宿での中野雄氏の講座に、とても久しぶりに伺いました。チェロの成田七海さんとの共演でした
この日はベートーヴェン三昧。変奏曲二曲に、ソナタを一曲。受講生の方々は相変わらず、曲間でさえ物音ひとつさせない素晴らしい集中力。こちらが勉強になります。ありがとうございました!

そして今は少しだけ落ちついて、レッスンと次の準備を継続しています。
来年の予定も少しずつ決まってきていて、身が引き締まります
もうあと2ヶ月で今年が終わりなんて信じられませんが、悔いのないよう、全力で頑張ります

超長文となりましたお付き合いくださり、本当にありがとうございます!

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2017年6月26日 (月)

近況方々ご報告と御礼と今後の予定

なんと、今年も半分が終わろうとしています。梅雨の湿気も気分を少し憂鬱にしますが、雨の音は好きです



前回の更新から2カ月。怒涛の日々がようやくひと段落いたしました



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まずは、4月23日から出かけた下関と、室内楽セミナー「秋吉台の響き」。下関では、夫のレッスンを見学したり、関門海峡を見て(写真右下)、海の底の歩道と県境に感動したり(右上)、少しゆったりとした時間を過ごさせて頂きました。



秋吉台のセミナーでは、アシスタントピアニストとして9曲ほど担当、演奏会に出演。左上の写真は、鬼のスケジュール(9時から24時10分などなど・・・)と、ブラームスのピアノ四重奏曲を一緒に演奏したメンバーでの記念撮影!素晴らしいメンバーで、思いっきり弾くことができました。反省点はありましたが、とても楽しかった!来年も同時期、またアシスタントとして呼んで頂きました。大変勉強になる、有意義な時間を過ごさせて頂いております。全ての関係者の皆様に心より感謝申し上げます



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帰京して間もない5月6日、ピティナ演奏研究委員会主催「徹底研究シリーズ2017 クラウディオ・ソアレス氏 講義とマスタークラス」にて裏方のお手伝いを担当いたしました。関係者の皆様、大変お疲れ様でした!



ソアレス氏の講義はとてもわかりやすく実用的でした。私が普段から心がけていることと共通する事項もあり、まだまだ指導者としては年数も短く、勉強することばかりですが、ほんの少しだけ、自信をもちました



今年に入ってから、新しい生徒さんからのお申込みお問い合わせが増えております。私自身も、今後も一緒に成長していけるよう、頑張りたいと思います



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それから怒涛のヴィオラスペース期間へ。5月22日には名古屋へ、25日本番、30日東京公演、6月2日大阪公演、すべて無事に終了いたしました。出演者の皆々様、関係者各位、応援してくださいました全ての方々に感謝申し上げます



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今回は曲数が多かった!です。せっかくなので、まとめて書いておきたいと思います(敬称略)。「ヴィオラ」スペースですが、出演者の中で一番出番の多い役回りでした



<東京>ヴュータン:悲歌(Va.アントワン・タメスティ)、レフラー:4つの歌より「ひび割れた鐘」(Ms.波多野睦美、Va.タメスティ)、フランク:ヴィオラソナタ第1・2楽章(Va.今井信子)、武満徹:鳥が道に降りてきた、エネスコ:演奏会用小品(Va.鈴木康浩)



<名古屋・大阪>武満徹:鳥が道に降りてきた、フランク:ヴィオラソナタ第1・2楽章(Va.今井先生)、ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女、マザス:夢(Va.タメスティ)、アーン:独白とフォルラーヌ(Va.小峰航一)



今井先生とタメスティさんは師弟関係ですが、演奏の音色や呼吸、歌い回しなど、全く違います。そしてお二人とも言わずと知れた世界的名手。大変な集中力と切換えが必要でした。鈴木さんとは久々の共演、小峰さんとは初共演!



これまでの出演で、恐らく一番大きなプレッシャーを感じながら、でも温かいお客様のエネルギーのおかげで、自身の可能性を限界ぎりぎりのところまで引き出し、自分の表現したい音色や音楽を奏でる事ができたように思います。皆様に楽しんで頂けましたら幸せです



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写真上は名古屋公演。下は、千秋楽となる大阪公演の終演後。明るい表情がとても印象的です。今回は、関西公演も参加させて頂きましたので、今井先生とタメスティさんと長く一緒にいることができました。彼らの音楽への想いと計り知れないエネルギー、社会への考え方や感じ方、色々なお話を伺うことができました。私は本当に幸せ者です。いつもこの場所へ来ると、初心に帰ります。まだまだ修行が足りん・・・と。当然のことなのですが



来年は第4回東京国際ヴィオラコンクール。公式ピアニストを務めます。さらに精進いたします!



東京公演の一部動画がテレビマンユニオンチャンネルにて公開されております。ご高覧頂けましたら幸いです。



http://tvuch.com/social/281/



(ヴュータン:悲歌 Va.アントワン・タメスティ氏、Pf.草)



http://tvuch.com/social/280/



(フランク:ヴィオラソナタ Va.今井信子氏、Pf.草)



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6月12日と20日、芦屋と東京にて「大島亮ヴィオラリサイタル」無事に終演いたしました。大変お世話になりました小野ひとみ先生、関係者各位、そしてお集まりくださいました沢山のお客様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました!写真は東京公演終演後



ビーバーのパッサカリア(無伴奏)、ヴュータンのソナタ、ボウエンのソナタ、クラークのソナタと、ピアノパートもかなり存在感のある、大胆なプログラミングでした。前回のリサイタルはオールヒンデミットで、それもとてもハードでしたが、表現としては今回の方が難しかったように思います。それぞれの作曲家の特徴やロマンティシズムを、皆様に感じて頂けましたら嬉しいです



次回2月5日@芦屋アマックホール、2月12日@東京トッパンホールが決定しております。今度はどんなプログラムになるでしょう



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そして昨日25日、ピティナピアノステップ住吉地区のアドバイザーを務めました。写真はご一緒させていただいたアドバイザーの先生方。左から黒河好子先生、草、寺田ひろみ先生、丹内真由美先生、大変お世話になりまして、ありがとうございました!



今回は、事務局城東ポピュラーステーション記念すべき第一回開催だったそうです。そうとは思えない完璧な遂行ぶりに感激いたしました。代表の板崎早苗先生はじめ、スタッフを務めてくださった先生方、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました



ステップ初参加!という初々しい子どもたちから、継続表彰を受ける大人の方まで、豊かな演奏に触れることができました。コメントに書ききれなかったこともありますが、わずかでも、今後の皆さんの演奏に役立つことができましたらとても嬉しいです。



さて、ようやく少しスケジュールが落ち着いたところで、次の譜読みと練習に追われます。



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8月16日(水)14時より、川口リリア音楽ホールにて、東京交響楽団の皆様とモーツァルトのピアノ協奏曲第21番全楽章を演奏させて頂きます!今からワクワクしています。暑いさなかではございますが、ぜひお出かけください



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9月1日(金)19時五反田文化センター、8日(金)京都府民ホールアルティにて、バルトーク「2台ピアノと打楽器のためのソナタ」をメインとした演奏会を開催いたします。規模の大きさからか、演奏されることが大変稀となってしまった作品ですが、名曲中の名曲。バルトークのピアノ作品の中でも秀逸とされます。



昨年夏、毎年参加している韓国での音楽祭で、この曲の演奏を間近に聴き、かっこいい!やりたい!と急速に思い、なんと今年実現いたします。



スケジュール、チラシ詳細はぜひパソコン用ページの右横<Information>からご高覧ください!新しい挑戦・・・・・頑張ります。ぜひお誘い合わせの上、ご来聴くださいませ



また皆様にお会いできるのを楽しみにしております!



長文をお読みくださり、誠にありがとうございました

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2017年4月19日 (水)

近況。

春爛漫ここ数日初夏の陽気ですね!

なんと、1月19日以降更新していなかったことに愕然としております、草冬香です。ツイッターはもう少しだけ頻度は高いですが、それにしても近日はパソコンに向かえませんでした。本当に申し訳ございません

ざぁっと超早足で振り返りますと・・・

1月29日小林仁先生門下生による傘寿祝賀の会@小林先生、本当におめでとうございます!お元気で嬉しい限り当日は裏方に徹しました!ご協力くださいました皆々様にも心より御礼申し上げます。傘寿は黄色とのことで、髪に黄色の大リボン

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1月30日 ヴィオラ大島亮氏(夫)と、中野雄氏の早稲田大学オープンキャンパス八丁堀校講座にて演奏@受講生の方々の変わらず素晴らしい集中力に圧倒されました。

2月4日 大阪にて、ヴィオラ細川泉さんNHK=FM「リサイタル・ノヴァ」収録@先日放送になりました!お聴きくださいました皆様、ありがとうございました

2月28日 PTNA創立50周年記念祝賀会参加@大変な人数の立食パーティ。ピティナという組織の大きさを再認識

3月5日 PTNAピアノステップ喜多方でアドヴァイザー・ミニトークコンサート@ラヴェル:水の戯れ、ドビュッシー:水の反映/西風のみたもの、シューマン=リスト:献呈、ピティナコンペティション課題曲より抜粋お世話になりました先生方、ありがとうございました!喜多方ラーメン美味しかったです

3月21日 アンドラーシュ・シフのリサイタルへ

3月24日 恩師:伊藤恵先生のリサイタルへ

4月3日 洗足学園音楽大学入学式へ参列

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4月4日 洗足学園教員説明会へ参加

4月11日 夫の大切な友人の結婚披露パーティーへ

合間に某オケの入団オーディションの伴奏が二本の他、生徒達のレッスン、リハーサルで埋まっておりました。2月は試験と受験シーズン。手帳は真っ黒です。

加えて、2009年から務めさせていただいている、洗足学園音楽大学付属音楽教室の体制が今年度から大きく変わることが2月終わりに発表され、生徒のご両親様や、新しく入室希望されていた生徒さん達と連絡を取り合い、相談に追われ、精神的にあまりにも余裕のないひとときでした。無事に落ち着いて新年度を迎えることができたのが奇跡のようですたくさんの方に支えられ、助けられました。皆様に心から感謝申し上げます。

それから、以前にもこのブログでご報告させて頂きましたが、今年度より、洗足学園音楽大学にて非常勤講師を務めさせて頂きます。力不足ではございますが、誠心誠意、努力して参ります。新入生とともに入学式に参列し、気持ちを新たにいたしました

最近考えることが多くなったのは、生徒たちの今後のために私にできることは何なのか。今彼らは何を学ぶべきなのか、私は何をしてあげられるのか。答えはすんなりと出ませんが、私なりに、悩みながら、最大限の努力をしてゆきたいと思います。

相変わらず、生活の中で、やりたい事と、やらなければならない事のバランスをとるのは本当に難しいですが、ひとつひとつ、心を込めてこなしてゆきます

さて、大変久々の更新を読んでくださった皆様へ、動画のご案内をさせて頂きます。

昨年の小樽ヴィオラマスタークラスでのVeit Hertenstein氏とのピアソラ「ル・グラン・タンゴ」。この日は11人と異なる曲を連続で演奏し、その最後を飾りました。疲れがみられますが、彼の音色変化が素晴らしく、私にしては珍しく、楽しめた本番でした。その他の曲もご覧いただけます!↓

https://www.youtube.com/watch?v=Gu0-uVoeizk

もうひとつ、今年1月16日浜離宮朝日ホールにて、同じくヴィオラマスタークラスでのピアソラ「四季」(小早川麻美子編曲)の動画です。錚々たる面々とピアノひとりで弾いております↓楽しんで頂けましたら幸いです

https://www.youtube.com/watch?v=Bddjg0YokiU

数日後には、下関から秋吉台のセミナーへ。5月はヴィオラスペース(名古屋、大阪、東京)。6月は大島亮ヴィオラリサイタル(芦屋・東京二公演)、7月は韓国の音楽祭へ。8月は川口リリアにてモーツァルトの協奏曲を!9月はバルトーク!と休む時間はありません。が、楽しみな本番ばかり!ガンバリマス

皆様にお目にかかれますのを楽しみにしております

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2017年1月19日 (木)

年末年始

新年もあっという間に半月を越えてしまいました

例年通りの、今井信子先生ヴィオラマスタークラス@小樽、無事に全日程を終了いたしました。ご来場くださいました皆様、お世話になりました皆様、本当にありがとうございました!!



16日には初の東京公演が浜離宮朝日ホールにて開催されました(写真上)。その日は小樽を朝出発しての夜公演で、天候がとっても不安でしたが、無事に到着!心からホッとし、演奏にも集中する事ができたと思います

13回目のマスタークラスですが、今回はピアニストも一新。男性若手ピアニスト君ふたりをアシスタントとして迎えました。私の参加は、なんと10回目です。初参加の時、訳も分からずにただピアノに向かっていた私がアドバイスする立場になるとは…。色々な意味で、素晴らしい節目となりました

今井先生始め、参加者の皆にも心からの感謝を!!



さて、もうひとつ年末のご報告を。
Twitterに気まぐれに書いておりますが、ピティナ宮崎県都城支部にて、ステップでのアドバイザーとミニトークコンサート、プライベートレッスンをさせて頂きました。お世話になりました先生方、本当にありがとうございました

12月22日に到着、ひとりレッスンをし、遅い夕食を食べて次の日は終日講評とトークコンサート。クリスマスという事で写真のような姿になってみました笑。24日は朝8:45から18:30までほぼ休みなくレッスンをし、最終便で東京へ。これまでにないくらい充実した時間を過ごさせて頂きました
先生方だけでなく、生徒さんもひとりひとりが熱意をもって取り組んでおり、こちらも大いに刺激をいただきました。また行きたいな

東京へ帰ってからは義姉家族とともに、賑やかで大忙しの大晦日と元旦を迎えました左下は元日に散歩した時の美しいイチョウ並木!

毎年の事ですが、マスタークラスを終えると、ようやく一年が終わったような、新しく始まったような、不思議な感覚になります
次に向けて、前進!

Informationも更新いたしましたので、ご高覧頂けましたら幸いです!

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2017年1月 2日 (月)

新年!


新年、明けましておめでとうございます!
昨年も沢山の方に助けられ、支えられて無事に一年を過ごす事ができました。皆様に心より御礼申し上げます。
本年も、私らしく、音楽をお届けして参ります。どうぞ、よろしくお願いいたします!

現在地は新千歳空港から小樽へ向かう電車の中です。例年通り、今井信子先生のマスタークラスへ。
今年は1/16に浜離宮朝日ホールにて東京公演がございます!ヴィオラだけで、ヴィヴァルディとピアソラの「四季」、ふたつの名曲を演奏いたします。私はピアソラで参加いたします。お時間ございましたら、新年の幕開けにふさわしい華やかな舞台に御来聴頂けましたら幸いです

写真左側は、飛行機の中から見えた、凛としてとても美しい富士山!右側は今にも膨らみそうな梅の花のつぼみ
新しい年、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます!

草冬香♪

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2016年12月22日 (木)

終演のご報告!

終演のご報告! Merry Christmas! 先日16日「冬香と仲間たちin Karura Hall〜オールメンデルスゾーン」、満員にて無事に終了いたしました!お客様のとても温かい視線と集中力の中で、思い切って演奏することができました。本当にありがとうございました!実は今羽田空港に向かっております。明日は宮崎県都城にてPTNAステップのアドバイザーとミニトークコンサート、プライベートレッスンです♪コンサートは無料ですので、お近くの方はぜひふらっといらしてくださいませ(^^)また改めて記事を書きたいと思います。皆様に心より感謝を込めて。行ってきます!

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2016年11月25日 (金)

メンデルスゾーン第一夜終了!





ツイッターでのご報告のみ、ブログでの御礼が遅れてしまい大変申し訳ございません!「冬香と仲間たちin Karura Hall~メンデルスゾーン」第一夜、アルトスタインウェイによるコンサートは、先日無事に終了いたしました。



オーナー阿部さん始め、たくさんのお客様、お世話になりましたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました



ピアノの温かい音色と、長原さんと奥泉さんの素晴らしい演奏に助けられて、弾き終えることができました



ヴァイオリンソナタの演奏中、なんと鍵盤の象牙がはがれ、すっ飛ぶ!というハプニング途中でしたので、何が起きたのかわからず、「何かを飛ばした!まさか壊した?!?!」と極度に焦りましたが、後で伺うと、昔は良くあったこと・・・なのだそうです。休憩時間にオーナーが即効アロンアルファで応急措置。のちに調律師さんにきちんとつけてもらうのだそうです。いやー!ドキドキしました。ご心配をおかけしてしまい、すみません



それから、大恩師小林仁先生がいらしてくださいました。感激、感動!!お忙しい中、本当にありがとうございました!!演奏会後、先生もそれぞれのピアノを試弾してくださいましたが、その音たるや・・・神の音です。学生の時から、先生の音に憧れ、目指してきました。まだまだまだまだまだまだ修行が足りません(当然だ



アンコールに少しだけ、1820年製のフォルテピアノの音色を聴いて頂きましたが、12月16日、すべてのプログラムをそのピアノでもう一度演奏いたします。メンデルスゾーンが実際に聴いていた音、音楽世界にかなり近いものになるはずです。



お席はまだ余裕がございます。ぜひお出かけください。きっと新しい発見をして頂けると思います!!お待ちしております

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2016年10月31日 (月)

ミニコンサート終了!

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昨日30日、みなとみらい小ホールにて、ピアノフェスタゲスト演奏×2回!終了いたしました。関係者の皆々様、大変お世話になりまして、ありがとうございましたコンサート後、スタッフの先生方などから、来年もぜひ草先生に!とのお声を頂くことができ、とても嬉しく、ほっといたしました

参加者の皆さん、本当にお疲れさまでした!おめでとうございますファーストステージで聴かせていただいた時より、誰もがすごく素敵に演奏されていて、心から感激しました。一カ月間、きっとたくさん頑張ってくれたのでしょうね・・・、素晴らしいです!

私の演奏ですが、ドビュッシーがとても良かった!と言ってくださる方が多かったですが、不思議なもので、彼の作品を弾くときは、イメージが自然と、次々にほぼ無限に湧いてくるのです。練習も苦になりませんし、時間もあまりかからないという・・・。相性が良い?ということなのでしょうか前奏曲全曲のコンサートもいつかやりたい!と思います

さて今日からはスッキリ切り替えて、メンデルスゾーンの世界へ。どっぷり、徹底的に浸かりたいと思います。11/18(金)、まだお席ございます!オールメンデルスゾーンプログラムは稀と思います。ぜひお誘いあわせの上、お問い合わせくださいませ♪

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2016年10月26日 (水)

徒然のご報告(長文)

あっという間にもう10月も終わりへ覚悟はしていましたが、想像以上にバタバタな一カ月。あともう少し続きます

前回記事を書いた9月6日、それ以降のご報告です(長文!)

今年の夏から、全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)にて、演奏研究委員を務めさせていただくこととなりました。ご報告が大変遅れてしまい、申し訳ありませんその初会議が9月7日にありました。組織としてイベントを制作し、広報し、実践することをしっかりと学びたいと思っております。先生方、ご指導くださいますよう、どうかよろしくお願いいたします!

その翌日は、ダニエル・ハーディング指揮、N響のマーラー千人交響曲、また翌日はSDA48(ヴィオラ奏者須田祥子さん率いるヴィオラのみでのコンサート・夫が参加しました)を聴きに出かけました。どちらもそれぞれに大変興味深いもので、刺激をたくさんもらいました!

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9月17日から3日間は、ヤマハ・ミュージックリテイリング横浜主催「ピアノフェスタ・ファーストステージ」にて、松浦健先生と一緒にアドバイザーを務めました。ヤマハの音楽教室に通われている生徒さん達のための発表の場で、コンクール形式ではありませんが、選ばれた方々は、今月10月30日(日)に行われるセカンドステージへ出演されます。さすがヤマハと思わせる、きちんとした指導が垣間見られるレベルの高い演奏だったと思います。セカンドステージがとても楽しみです

当日は私もゲストとしてミニトークコンサートをさせて頂きますファーストステージは非公開でしたが、セカンドステージはどなたでも聴けるそうです!お時間ございましたらふらっといらしてくださいませ

22日は大好きな友人の結婚式へ。その友人(新郎)が大号泣し、新婦(美女!)が大爆笑するという素敵な夫婦末長い幸せを願ってやみません

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さて28日から2泊、プライベートで夫と京都へ小旅行に行って参りました。結婚してから初めての、楽器を持たない旅行。雨男と晴れ女ですので、ちょうど半分は大雨、半分は日差しが痛いほどの快晴で、楽しんで参りましたこの予定だけは、ずいぶん前から算段し、休みを取っておりました。お許しくださいませ・・・

そんなで10月へ突入。10月は冒頭に書きました通り激動となることはわかっておりました。それにしても、ひとつひとつの本番がタフ。

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8日~14日は、久石譲氏プレゼンツ「ミュージックフューチャーⅢ」のリハーサルと本番。私は、スティーブ・ライヒの、City Life(シティ・ライフ)という曲で、サンプラーと呼ばれる、いわゆるキーボードを担当させて頂きました。写真一番上が本番の相棒!ペダルは片づけられてしまっていますが、音量ペダル2本、サステインペダル2本の計4本ありましたしかも、楽譜はしっかり音符で書かれていますが、実際にキーボードを押すと「It's been a honeymoon!!」と叫んだり、ドアがバタンと閉まる音がしたり、つまり効果音が鳴り響くようになっていました。その音量のバランス、タイミング、すべてが曲の全体を支配しており、この上ないプレッシャーと難しさがあり必死でした。録音もされ、発売されるとか。

いつもとあまりに勝手が違うストレスなど、大変でしたが、終わってみると本当にさみしくて、またやりたいなと思いました。いやー楽しかったなぁ(小学生みたいですが)大変貴重な体験となりました!写真右は同じくサンプラーとピアノ(グランドピアノ2台)を担当されたキーボード組。普段は皆さん大変優秀なピアニストとしてご活躍されている方々です。久石さんはじめ、紹介してくださった鈴木さん、すべての関係者様に心より御礼申し上げます!!

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そして22日は、小林仁先生の傘寿記念コンサート「小林仁ピアノの世界」に出演させて頂きました。大恩師である小林先生はなんと80歳。いつも生き生きとお元気であることが本当に嬉しいです!

私は、先生編曲のバッハ「2台のチェンバロのための協奏曲」を服部真由子さんと2台4手(写真一番上・リハ)、先生作曲の音のスケッチから「こわれたメリーゴーランド」(ソロ)、チャイコフスキー/ランガー:交響曲第5番第4楽章を、冨士素子さん、堤さお梨さん、高木早苗さんと2台8手(写真下・リハ)で演奏させて頂きました。私は小林先生が定年退官のときに同時に学部を卒業しましたので、最若輩者(!)、大先輩方の中で精一杯演奏しました

小林先生のソロ演奏もありましたが、脱力の極み、演奏には自我といったものはほとんどなく、純粋に音楽を愛し、音や音色そのものを愛し、研究し続けている先生の姿勢とお気持ちが伝わってきました。こうでなくてはいけない。学生だったとき、毎週この音を聴くことのできた贅沢な時間を思い出し、初心に帰る気持ちになりました

小林先生、おめでとうございます!!そしてご一緒させて頂きました先輩方、ありがとうございました

さてもうひとつ大切なご報告がございます。今年度10月1日付で、洗足学園音楽大学の非常勤講師として務めさせていただくこととなりました。2009年より同大学付属音楽教室に勤務しておりますが、ずっと、大学にも憧れのようなものをもっておりましたので、本当に嬉しく幸せに思っております。その新任の先生方を集めた懇親会が24日にありました。先生方皆様がとても親しみやすく、今後が楽しみです精一杯、務めます!!

25日は、横浜市立日吉南小学校へ。”NPO法人子どもに音楽を”主催のアウトリーチへ、ヴァイオリンの長原幸太さんと行って参りました。6年生に演奏を聴いてもらいましたが、なんと1学年で150人のマンモス校。体育館にはグランドピアノがないとのことで、音楽室にて2クラスずつ2度演奏をさせて頂きました。リハーサルをしていると、生徒たちが興味深々で覗いてくるので、話を聞くと5年生!私たちは聴けないんです・・・とのことでリハーサルは公開に。きらきらした目で一心にこちらを見ている子どもたちに感動しました。もちろん実際のクラスでも。純粋な気持ちをいつまでも忘れずにいたいなとしみじみと思いました。

メンデルスゾーンのヴァイオリンソナタ全楽章という、子どもたちには少し難しいプログラムだったかもしれませんが、静かに聴いてくれて、ありがとうございましたお世話になりました先生方、関係者の方々に感謝申し上げます!

長原さんのヴァイオリンは、やはりいつ聴いても安定感、知性、音色変化、色々なものが本当に素晴らしく、ほれぼれします11月18日(金)、12月16日(金)、カルラホールにて同じ曲を演奏いたします!少しでも成長するように努力しなければ

さて次の本番は30日のソロ!先に書きました、ヤマハ横浜店のピアノフェスタ・セカンドステージです。バッハ、ドビュッシー、ショパンから小品をイロイロ、中々盛りだくさんで演奏予定です(初挑戦の曲あり!)。みなとみらい小ホールへぜひいらしてください

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2016年9月25日 (日)

チラシ完成!

11月18日(金)、12月16日(金)、オールメンデルスゾーンプログラム♪お待ちしております!

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2016年9月 6日 (火)

近況と、「聴く」ということ。

あっという間に九月ですね。今年ももう三分の二が過ぎたようです・・・



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さて、8月27日から9月初めの数日間に、二度大阪へ参りました。ひとつはPTNAピアノステップ・泉北栂地区にてアドバイザーとミニトークコンサート。今年2月に伺った堺地区でもコンサートをさせて頂き、そこへいらしていた後藤寿美子先生に直接お声掛け頂きました。本当に幸せなことです



後藤先生はじめお世話になりました先生方、アドバイザーをご一緒させて頂きました先生方、ありがとうございました



参加された皆さんも、本当にお疲れさまでした!コンサートでは、季節的にドビュッシーの「花火」を選んでみましたが、楽しんで頂けましたら幸いです



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(写真はバランスロックアートhttp://pokkekun.jp/blog-entry-896.htmlより拝借



最近指導において強く考えることは、バランス感覚についてです。メロディと伴奏とのバランス、テーマと第2テーマや複数のモチーフとのバランス。特に前者においては、普段の練習での意識が、本番で必ず大きく影響します。自分がどんな音で弾いているのか、どんな音が鳴っているのか、常に少し客観的に聴きながら弾く練習をしていると、慣れない場所、初めてのピアノでも無意識に対応できるようになります。



また、「聴く」といっても、色々な聴き方があります。多くの方が足りていないと感じるのは、鳴った瞬間の音と音の間の響きを聴けていないこと。音の行方です。ピアノという楽器においては、現実的・科学的な音量から言えば、どうしても衰退していきますが、音の行方を意識してから音を出す・打鍵することと、その響きの行方を演奏者がしっかりと聴いていれば、現実に衰退している音も、コントロールすることができるのです。それによって、音楽の流れは全く違うものに聴こえてきます



音と音の間を聴く、考えることは、小さな子供の時から意識できることです。講評に書きましたが、少しでも参考にして頂けましたら幸いです



二回目の大阪は、非公開オーディションの伴奏でした。結果はまだまだ先だそうです。



それから9月4日は、病欠の先生の代理で、カワイ表参道パウゼで行われた「ジョイフルアップステージ」にて、講評を書かせて頂きました。今年度から行われているもので、コンクール等のような合否や評価制度はなく、とにかく人前で弾いてみよう!という主旨だそうですお世話になりました皆様に心より御礼申し上げます



出演された皆さん、老若男女色々でしたが、本当に良く勉強されていて驚きました。特に、成人で参加されていた方々の演奏は、熱意に満ち、理知的でもあり、心から感動いたしました。ありがとうございました。ぜひぜひこれからも続けて頂きたいと願っております



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空の雲は秋らしい形になったなぁと思うのですが、今日の残暑は厳しすぎますね9月は今後演奏の本番はありません。10月からの本番の準備期間となります。曲数を数えるのも恐ろしいですが、しっかり頑張りたいと思います。Informationも更新いたしましたので、ご高覧頂けましたら幸いです



11月12月のメンデルスゾーン公演、お申込み頂いております。ありがとうございます!多くの方に聴き比べを楽しんで頂きたいと願っております。お気軽にお問い合わせくださいませ♪

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2016年8月26日 (金)

メンデルスゾーン

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「音楽が表現しているものを言葉で表そうといくら努めてみても、いくらかは正しくとも、同時にいつも何かが欠けている、ということに気付きました。同じ言葉が、異なる人々に対して同じ意味をもつことは、決してないからです。歌だけが、複数の人々に対して、同じことを語り、同じ感情を呼び起こすことができます。」

By メンデルスゾーン

Felix Mendelssohn Barthordy(1809-1847)

(音楽の名言名句事典 東京堂出版26ページより)

「無言歌」のいくつかの曲について、質問を受けたときの返答だそうです。大きく共感します。言葉では表しきれない感情や情景、あらゆるものを表現できるのが、音楽。音楽って本当に素晴らしい。

11月と12月、また新しいことに挑戦いたします。経堂にあるカルラホール、そこにある貴重なアルトスタインウェイ(1893年製)と、フォルテピアノ(1830年製)。音の高さも音色も全く違うピアノを使って、オールメンデルスゾーンの全く同じプログラムを別の日に演奏するというものです。ヴァイオリンの長原幸太さん、チェロの奥泉貴圭さんと一緒に、名曲ピアノトリオ第一番なども演奏いたします。モダンピアノで作る音楽と、フォルテピアノの音楽。どれだけ違うのか、まだ見当もつきませんが、私自身とても楽しみです。ぜひInformationをご高覧の上、お問い合わせください!

カルラホールで演奏させて頂くのは今年で三度目。いつも温かく受け入れてくださるオーナーの阿部さんに心より感謝しております!!

明後日は、大阪泉北栂地区にて、ピティナステップのアドバイザーを務めさせて頂きます。ミニトークコンサートで、ドビュッシーの花火などを演奏いたします。お近くの方はぜひお運びください♪

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2016年8月18日 (木)

ピアノ音楽誌「ショパン」

本日発売のピアノ音楽誌「ショパン」、<ピアニストたちは今…>というコーナーに記事を書かせて頂きました。ご笑覧頂けましたら幸いです!詳細→chopin.co.jp/month/

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2016年8月15日 (月)

帰国後。

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8月9日、無事に韓国から帰国いたしました!ご報告はいろいろ、書きたいこともたくさんあるのですが、留守にした分の予定が詰まっており、余裕がありません・・・また改めて書きたいと思います!

写真は8月2日、コントラバス奏者・文屋充徳氏(ミュンヘン国際コンクール最高位、元ドイツヴュルツブルグ音大教授!)、パントマイマー・Guerassim Dichliev氏との共演。とても楽しい充実した本番でした!文屋氏のコントラバスは、なんと300年前の楽器だそうです!!!見た目もとても美しくて、倍音がこれでもかと響き渡る、素晴らしい音色でしたこの機会を頂けたことに心より感謝しております

今日は雨模様だとか。蒸し暑さに負けずに頑張りましょう!

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