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2016年3月29日 (火)

近況等々・・・。

あっという間に3月もあと2日。もうすぐ新年度が始まりますね!shine

18日は、恩師小林仁先生の傘寿と瑞宝中綬章叙勲のお祝い会がありました。洗足学園に関係する門下生などを中心とした会で、故木下保氏の邸宅、代々木上原からほど近い<木下記念スタジオ>で行われました。私は、3人の先輩方と2台8手版、シューベルトの「鱒」を演奏させて頂きました。門下生と特別に招いたゲストのみでの、とても和やかな会でしたが、さすがに恩師の前での演奏は緊張感がありましたsweat01

主催くださいました先生方、ありがとうございました。そして小林先生、本当におめでとうございます!wine

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26日は、経堂カルラホールにて、ヨス・ファン・インマゼール氏のフォルテピアノの公開レッスンを受講、次の日にシューベルティアーデと題した非公開の演奏会(門下生の伊藤綾子さんとの連弾)を聴きました。

レッスンでは、シューベルトの即興曲1曲と、時間が余ったので、バッハの半音階的幻想曲の幻想曲の部分のみ、聴いて頂きました。印象的だったのは、「楽器が鳴ってしまうから大きすぎないように、アクセントも強すぎなくて良い」、「チェンバロでも(楽器や環境によるが)、とてもよく響いて残響が自然に長くあった。だからペダルは長めで良い」という言葉。また、フォルテピアノはとても繊細で、タッチによってハンマーが弦を叩く位置が微妙にずれてしまうので、弦が一番良く震えるよう、ハンマーを正しく上下できるようにタッチを気をつけなければならないとのことでした。

私の中に新しい風が吹き込んできたような新鮮な感覚で、とっても勉強になりました!カルラホールの阿部さん!お声がけくださり、本当にありがとうございました!!confident

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レッスンを受講した後、小中の一時期在籍し、ステージも踏んだミュージカル団の公演を観に行きました。大変お世話になった芸術監督は当時と変わらず、演出も子供たちへの愛にあふれていました。私もここにいたんだなぁと懐かしく、嬉しく思い出していました。ダンス、歌、発声などなど、ここでの経験は本当に得難いものでした。感謝するばかりですclover

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少し戻って17日は、東京春音楽祭にて、リッカルド・ムーティ氏(写真右@広告より)指揮、日伊国交流150周年記念オーケストラ(30代までの若手日本人奏者と、イタリアで学ぶアカデミー生の混合)による演奏会を聴きました。曲目はヴェルディやボイトのオペラより。数年前(?)も、ムーティ氏の指揮で聴いたことがありましたが、今回はより深く、彼のものすごい集中力と瞬時の的確な判断力、魅力を知ることができたような気がします。客席が緊張することなく、ふと気づいたら集中して聴いてしまっていた・・・そんな感じでした。東京芸術劇場の大ホールがあれほど自然に静まりかえるとはflairオーケストラメンバーに対する厳しさは、リハーサルだけでなく、演奏会でも大変なものだと聞きましたが、客席に対してはとてもエレガント。また機会があればぜひ聴きたいと思います!

そして今日(29日!)はこれから小澤征爾氏(写真左@MCOFacebookより)指揮、水戸室内管弦楽団の演奏会へ。全く違う音楽に包まれてきますnotes

オーケストラの演奏を聴くと、音色のイメージ、音楽的な想像力がより豊かになる気がします。ピアニストから指揮者になる方も多くいますね。よく言われることですが、ピアニストはソロを弾く時も、指揮者のように全ての音を理解し、表現しなければならないと思います。理想ですが!dash

室内楽もとても勉強になりますshine来月「秋吉台の響き」にアシスタントピアニストとして参加させて頂くことになりました!楽しみすぎる~up

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2016年3月16日 (水)

満員御礼<(_ _)>

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3月14日、カワイ表参道パウゼでの、大橋春奈さんとのジョイントリサイタル、無事に終了いたしました。大雨の中、満員のお客様にご来場いただき、本当にうれしく思いました。心より御礼申し上げます。ありがとうございました!confident

カワイ音楽振興会、カワイ表参道の皆々様にも大変お世話になりました!いつも温かく、快く接してくださり、心から感謝しておりますflair

ドイツ系の作品をこれほど並べたプログラムは初挑戦かもしれません。うち数曲は初めてのご披露でしたが、楽しんで頂けましたら幸いです。演奏途中でお話させて頂きましたが、特にシューマン=リスト「献呈」とシューベルト=リスト「アヴェ・マリア」は、震災の日を想い、祈りと、存在する命への感謝の気持ちを込めて演奏させて頂きました。演奏後、多くのお客様から感動した、泣けたとのお言葉をいただきました。少しでも、皆様の心に響く音楽をお届けできましたなら、これ以上の幸せはありません。

大橋さんとは初対面でしたが、とても明るく気さくな方で、楽しくご一緒することができました。やはり同じ大学出身の方と出会えるのは嬉しいですね!また別の機会にもご一緒できますように!shine

お天気だけが、本当~に残念でしたrain写真はいただいたメッセージカード!春よ早く来い!木々の芽がふくらんでいる様子や、葉の若々しい黄緑色を見つけるのが最近の楽しみですcherryblossom

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すっきり晴れた昨日15日は、朝からリハーサルのため芸大へ。入試が終わり、入学手続きの日だったようで、看板が出ていました。久々の母校、緊張した様子の初々しい新入生と嬉しそうな親御様たちの姿を見て、遠い昔を懐かしく思い出しました。初心忘るべからず。ここから全てが始まり、今も続いていますsun

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そのあと、このブログに度々登場している「ボッティチェリ」の展示を観に、東京都美術館へ立ち寄りました。行って良かった!heart01やっぱり大好きです。これはほぼ恋ですね笑。写真の人物が、一枚の大作に描かれた、ボッティチェリ自身だそうです。展示の一番最後に出会えます!

ボッティチェリの絵は、ずーっと眺めていたくなります。時が経つのを忘れ、その場に佇んでいたい。素敵な演奏会に行くと、まだ終わらないで!と思うことがあります。それと同じ気持ちでしょうか。

芸術とは、音楽とは。それについて語るには、私はまだまだ勉強も経験も足りませんが、なぜか最近わかったことがあります。

~弾き続けるということ。~

当たり前のことなのですがsweat02演奏家としての宿命であり、責任であると思います。

アヴェ・マリアを演奏しているとき、今私の存在はいらないと思いました。「音」だけでいい!その音が皆様の耳に届く。そして、心へ。

臓器として存在しない心。実態がなく、身体のどこにあるかもわからない。

でも誰もがもっている「心」。

不思議ですね。

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それからもうひとつ!ご報告が大変遅くなってしまいましたが、先月2月21日に、ピティナピアノステップ堺支部にて、アドヴァイザーとトークコンサートを務めさせて頂きました。お世話になりました支部の皆様、ありがとうございました!ご一緒させていただいた先生方、本当にお疲れ様でしたconfident

コンクールの審査などでは、私は採点が辛く、平均点を下げることがほとんどですが、入試シーズンなど時期的なことから、勇気をもってほしいと思ったこともあり、評価は優しかったと思います。その分、コメントは言いたいことを精一杯書きましたので、ご参考になりましたらうれしいですnotes

トークコンサートでは、ショパンの小犬のワルツ、ドビュッシーの月の光、モシュコフスキー火花、シューマン=リストの献呈を演奏いたしました。ここ最近、時間の限られたコンサートで演奏するにふさわしい、短いけれども充実していて、誰でも楽しく聴くことができる小品の発掘が楽しいですnoteモーツァルト=ヴォロドス(Vorodos)の超絶トルコ行進曲も練習中!昨日も数冊楽譜を購入。皆様に聴いて頂ける日のために、日々是研究!

長文をお読みくださり、ありがとうございます!clover

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2016年3月11日 (金)

アヴェマリア~震災の日に。

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Ave Maria! Jungfrau mild,
Erhöre einer Jungfrau Flehen,
Aus diesem Felsen starr und wild
Soll mein Gebet zu dir hinwehen.
Wir schlafen sicher bis zum Morgen,
Ob Menschen noch so grausam sind.
O Jungfrau, sieh der Jungfrau Sorgen,
O Mutter, hör ein bittend Kind!
Ave Maria!

Ave Maria! Unbefleckt!
Wenn wir auf diesen Fels hinsinken
Zum Schlaf, und uns dein Schutz bedeckt
Wird weich der harte Fels uns dünken.
Du lächelst, Rosendüfte wehen
In dieser dumpfen Felsenkluft,
O Mutter, höre Kindes Flehen,
O Jungfrau, eine Jungfrau ruft!
Ave Maria!

Ave Maria! Reine Magd!
Der Erde und der Luft Dämonen,
Von deines Auges Huld verjagt,
Sie können hier nicht bei uns wohnen,
Wir woll'n uns still dem Schicksal beugen,
Da uns dein heil'ger Trost anweht;
Der Jungfrau wolle hold dich neigen,
Dem Kind, das für den Vater fleht.
Ave Maria!

アベ マリア! 優しき聖処女よ、

けわしくそそり立つこの岩から、

一人の乙女のささげる祈りをきかせ給え。

わが祈りをあなたの御許にとどかせ給え。

世の人の心はなおこんなにもけわしいけれども

われわれは安らかにねむって朝をむかえる。

おお、聖処女よ、この乙女の悩みを見させ給え。

おお、母よ、子の祈りをきかせ給え。

アベ マリア!

アベ マリア! 汚れなき人よ

われらこの岩の上に伏して眠り、

あなたの御護りがわれらを包み給えば、

このかたい岩も柔らかな褥のように思われる。

あたなが微笑み給うと、このバラの香りが

この陰うつな岩間にただよう。

おお、母よ!子の祈りをきかせ給え。

おお、聖処女よ! 一人の乙女は呼ぶ、

アベ マリア!

アベ マリア! 清らかな乙女よ

地と天の悪霊たちも

あなたの眼差の御恵みに追われて、

ここわれらの周囲には住むことが出来ない。

あなたの聖なる慰めが、われれらに吹き寄せるのだから、

われらはよろこんで静かに運命に従おう。

この乙女に優しく味方し給え。

父の為に祈る子に、優しく味方し給え。

アベ マリア!

(詩:スコット 訳:小堀 桂一郎)

映画のようなシーンが現実に起こったあの日から5年。もう5年。たった5年。音楽とは・・・ずっと問い続けています。

3月14日、シューベルトが歌曲として作曲し、リストが独奏曲として編曲したこの曲を、心を込めて演奏いたします。

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2016年3月 1日 (火)

3月!

3月! あっという間に3月ですね。昨日、アップしようとした文(久々に長文だったのです!)が消えてしまい、気持ちが萎えてしまいました…早く春よ来い!!(>_<)

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